老化の80%が光老化!
3月になりました。今日はひな祭り。
暖かくなって来たらまた、寒くなったり気温差激しいですが。暖かい日には少し紫外線が気になるのでは!
本日は紫外線予防についてお話して行きたいです
紫外線には大きく分けて、3種類あります。
「UV-A」「UV-B」「UV-C」です。
地表に届く紫外線は「UV-A」と「UV-B」の2種類です。
そのため、一般に市販される日焼け止めは「UV-A」と「UV-B」を考慮されています。
ところで「UV-A」「UV-B」「UV-C」には、どのような違いがあるのでしょうか。
どれも紫外線ではありますが、特徴や違いがあります。
UV-Cについては、地球のオゾン層が吸収するため、地表には届きません。
UV-Aは、320~400ナノメートルの波長を持つ、波長の長い紫外線です。
UV-Aは、UV-Bより肌の深いところまで届くため、影響は肌の浅いところだけでなく、深いところまで影響が出ます。
直後に肌が黒くなるだけでなく、肌に乾燥などのダメージを蓄積させ、光老化=シワ・たるみの原因に!窓ガラスや雲も通過し、肌の奥まで届きます。
PAは「直後に肌が黒くなる反応の防御効果」を数値化したもので、4段階あります。
PA+++(UVA防御効果が非常にある)
PA++(UVA)防御効果がかなりある)
PA+(UVA防御効果がある
「しわやたるみの原因となる紫外線といえば、UV-A」と覚えましょう!
UV-Bは、280~320ナノメートルの中程度の波長を持つ紫外線です。
UV-AはUV-Bほど、肌の深いところまでは届かず、肌の表面で吸収されます。
浴びた直後は肌が赤くなる日焼けを起こし、さらにメラニンを増やしてシミ・ソバカスの原因になります。
「例えば、日焼け止めなしで20分で肌が赤くなる人が、日焼け止めを塗った場合どれだけの時間日焼けを遅らせられるか」を数値化したもので、
SPF50×20分=1000分(約16時間)
となりますが、肌が赤くなるまでの時間(20分)には個人差がある上、十分な量の日焼け止めが肌の上にある場合の数値です。実際は汗や摩擦等で日焼け止めが取れてしまうので、あくまでも目安、程度に捉えたほうがいいです。
「しみの原因となる紫外線といえば、UV-B」と覚えておくといいと思います。
紫外線のうち、一番肌に悪影響があるのは、UV-Cです。
これが一番怖いです。
波長は、100~280ナノメートル。
UV-AやUV-Bに比べて波長が短くて、悪影響も大きいため、皮膚がんの原因になりやすいとされています。
しみ、しわ、たるみの原因はもちろん、短時間当たるだけで遺伝子をぼろぼろに破壊する強力な紫外線です。
これまではオゾン層に吸収されて、地上には届いていませんでした。
しかし近年のオゾン層破壊の問題によって、次第に危険性が増しつつありますが、
日本はまだ大丈夫そうです。
自然老化と光老化の違い!
〇自然老化:
〇光老化:
しわ、たるみなどの肌の老化現象は、自然老化、光老化両方に表れますが、自然老化(加齢)による影響は20%程度しかなく、80%が光老化による影響といわれています。
光老化を予防するには
光老化を予防するには、何といっても紫外線対策を十分に行うことです。
*紫外線の強い時間帯(午前11時から午後13時)の外出をなるべく避ける。
*外出する際には、日陰を利用したり、帽子や日傘を使用する。
*長袖など着用し衣類で露出を少なくする。
*サングラスをかける。
*最も重要なのは「日焼け止め」をきちんと塗ること。
日焼け止めを正しく使おう!
日焼け止めは、1回塗ったらずっと持続するものではありません。汗をかいたり、汗を拭いたり、手でこすったりすることで、塗った日焼け止めはだんだん落ちてしまいます。ですから2~3時間おきには塗り直しましょう。特に日差しの強い日は、こまめに塗りなおすことが大事ですので、外出時には日焼け止めを持ち歩きましょう
首や手の甲、うなじやデコルテなどに塗ることも忘れずに。
また、日焼け止めを塗ってから効果が出る時間はどのくらいでしょうか? 結論から言うと「 15分 」です! なので、お出かけ前すぐに塗っても効果が出るまでに時間がかかるので。外に出る15分前に日焼け止めを塗ることで日焼けを防止できます。
光老化によってできてしまった深いシミやたるみは、自己管理だけでは対処できない状態になってしまいます。ですから、光老化を起こさないための紫外線対策は欠かせませんが、基本的なスキンケアをしっかり行うことが、光老化の予防となり、ひいては健康な肌を保つことにつながります。
スキンケアで最も大切なのが保湿ケアです。加齢により肌の水分量も減って、乾燥肌の原因になります。そのため、化粧品などでしっかり保湿することも重要です。このような保湿ケアは、皮膚のバリア機能を促進させることにもなります。
日焼け止めの種類
それぞれの特徴
紫外線吸収剤の特徴
紫外線散乱剤(ノンケミカル)の特徴
紫外線吸収剤は有害⁉
吸収剤に使われている化学物質 オキシベンゾン、トキシケイヒ酸エチルヘキシルについて
オキシベンゾン
メトキシケイヒ酸エチルヘキシル
この他にも「白内障」「皮膚がん」の心配もされています。皮膚から体内に入った物質は血管を通り体中を巡っていきます。その結果これらのように男女問わず人体への影響を及ぼすことになる可能性があるので気を付けて
日焼け止めにも、アルコール成分が使われているものもあります。アルコール成分を使うことによって、使ったときの爽快感が得られます。特に、サラサラタイプの日焼け止めに多く使われています。この「アルコール成分」によって肌の乾燥が起きてしまうことがあります。
また、日焼け効果と水に濡れても落ちにくい「ウォータープルーフタイプ」は、肌への密着度が高いため皮膚呼吸ができない状態になってしまいます。
そのため皮膚の代謝が乱れてしまい、肌荒れの原因になってしまいます。
紫外線散乱剤の成分の中には「酸化チタン」「酸化亜鉛」が含まれているものが多いです。その成分が紫外線を受けることによって、他に配合されている成分と肌を酸化させてしまいます。肌の酸化がすすむことは肌の老化へと繋がっていきます。
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のびがよく、白残りしにくいので、顔だけでなく腕や脚など全身に使えます。
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