塩分とむくみの関係!
朝起きて顔がパンパンになっていたり、夕方、靴下の後がくっきり付いていたり、そんな経験ありませんか。それはむくみかもしれません。
むくみを引き起こす原因としては、塩分の取り過ぎ、運動不足による血流の低下や、栄養の偏り、過度の飲酒などが上げられますが、本日はその中の『塩分』についてお話ししていきます。
日本人の食事摂取基準は、男性7.5g未満、女性6.5g未満を1日の塩分摂取量を目標としています。
しかし、日本人が好んで食べる、醤油や味噌、加工食品また、お漬物などは、特に塩分が多く含まれている食品になります。日頃から減塩を気にせず食べてる方は注意⚠️が必要です。
実は、体内の塩分濃度は、常に0.9%に保たれています。塩分濃度が高すぎたり、低すぎたりすると細胞が生きていけなくなります。そのため、塩分を過剰に摂取すると、体の塩分濃度が高くなり、薄めようとして、水分をたくさん摂取しますが、塩分濃度を下げようとして水分の排出を控え、体内に水分を溜め込んでしまいます。
皆さんも、しょ辛い物や味の濃い物を食べた後、喉が渇き水分を欲しくなった経験があると思います。それは。この事が原因なのです。
体内に過度に溜め込まれた水分や老廃物は、血液循環やリンパ液の循環を滞らせ、次第に血管やリンパ管から漏れ出し、皮膚と皮下脂肪に溜まって行きます。これがむくみです。
むくみは脂肪ではありませんので、頑張って食事制限してダイエットを頑張っても痩せません!
日頃食卓でよく見かける食卓塩は
塩化ナトリウム 99%以上
炭酸マグネシウム 0.4%を添加したもの
塩化ナトリウムに炭酸マグネシウムを加える事で、お塩がサラサラになります。大量生産が他の製造方法よりも容易なことから最も価格が安く、食卓塩としてテーブルにもよく置かれていたり、出汁の素や◯◯の素として使われます。塩辛いのが特徴です。
食卓塩ではない塩のことを自然塩や天然塩と呼びます。
自然塩と呼ばれる塩は、海塩を煮詰めて作った自然海塩や、天日塩、岩塩、湖塩といったものですが、食卓塩が成分の99.%以上が塩化ナトリウムであるのに対して、自然塩の中には、塩化マグネシウムや硫酸カルシウム、カリウムなどのミネラルが含まれています。
むくみに効果的な『カリウムは野菜や果物から摂ればいい』って思うかもしれないけれど
土壌が痩せていたり、農薬等の使用、加工する工程などで
その野菜が本来持っているべきミネラル(カリウム)量は、かなり減少してしまっています。塩分がむくみや高血圧によく無いのは。この事が原因の可能性が、高いと言われています!
塩の取り方でむくみは改善出来るのです。だから、どんな塩が使われているか分からないような
調味料や加工品などの摂りすぎには注意が必要ですが、
ただ、やみくもに『むくみの原因は塩分の摂りすぎ』だからと、
すべての塩を排除するのではなく、その塩の品質をきちんと選べば、
むくむどころが、身体は力を取り戻していきます