5大栄養素!って、知ってる?
日本人はカロリーオーバーの栄養失調!
日頃痩身のお客様に食事のアドバイスをしているのですが、炭水化物、脂質、タンパク質etc.,
これが何かご存知ない方がいらっしゃるので、今日は基本的な五大栄養素のお話をして行きたいと思います。
生命活動を営むため人間の身体に必要な成分、糖質、脂質、タンパク質、ビタミン、ミネラルの5つです。
糖質は、穀類やいも類、砂糖などに多く含まれる栄養素でエネルギー源になります。
糖質は、脳のエネルギーの源で、体温を動かしたり、維持したり、体温調節をするために大切な栄養素です。
良く聞く炭水化物は、糖質と食物繊維から成りたっています。
糖質はごはんやパンなどの穀類やジャガイモやサツマイモなどの芋類に比較的多く含まれます。
不足すると
集中力が落ちたり、疲れやすくなります。
また、過剰摂取すると
余分な糖は、中性脂肪として蓄えられ、肥満や生活習慣病に繋がります。
脂質は、カラダの中でエネルギー源として使われます。また、細胞膜やホルモンの材料としても使われます。
取りすぎると
脂肪の多い食事を続けていると、血中のコレステロールや中性脂肪が
増え肥満の原因になります。肥満になると、高血糖・動脈硬化などの
リスクも高まり、脳梗塞や心筋梗塞を引き起きしやすくなります
タンパク質は、主に肉類・魚類・卵・大豆類に多く含まれています。
筋肉だけで無く、臓器、血液、皮膚、髪、歯、爪など、体のあらゆる組織をつくる材料になる栄養素です。
また不足すると
筋肉量が減少し、疲れやすくなり、基礎代謝が落ちて太りやすくなります。冷え、むくみなどを引き起こします。
肌荒れ、髪のダメージ、爪が割れやすくなるなどのトラブルが出ます。
ビタミンはからだの機能を正常に保つために欠かせない栄養素です。
水溶性ビタミンと脂溶性ビタミンに分類され、水溶性ビタミンはビタミンB群(B1、B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン)
ビタミンCがあり、脂溶性ビタミンはビタミンA、D、E、Kがあります。
人は自らビタミンを作ることができないので、食品から摂る必要があります。
通常の食事をしていればビタミン欠乏症をすることはありませんが、偏った食事や無理なダイエットなどでビタミンが不足してしまうと、不定愁訴などの体調が良くない“状態になりやすくなります。
ビタミンを多く含む主な食品は、野菜や果物、きのこ類です
糖質、脂質、タンパク質だけを摂取しても、ビタミンB群が不足していると体内の代謝はスムーズに行われないため、しっかりパワーを発揮できないと、言うことになります。
ミネラルは無機質とも呼ばれたりもします。ミネラルも体内で合成できないため食物から摂る必要があります。
ミネラルは健康維持に欠かせない栄養素で、カルシウム、鉄、ナトリウムなどの16種類の必須ミネラルがあります。
ミネラルの主な働きとしては、骨・歯など体の構成成分になったり、カラダの調子を整える働きがあります。
ミネラルが不足すると欠乏症や不調が起こりますが、摂りすぎも過剰症や中毒を起こすことがあります。